Product Details
ISBN 10 : 4276211883
Product Description
Content Description
目次 : ■私のなかの「二つ」 / ピアノとエクスタシー / 私がピアノをやめるとき / 図書館で見たドビュッシーの素顔 / 二つのフランス / 仮面のある風景 / コラム「弦がきれた!」 / ■ドビュッシーのなかの「二つ」 / もし、ドビュッシーがジイドだったら ? / ピアノで描くドビュッシーの光と影 / ワーグナーとドビュッシー / ペレアスとメリザンド / コラム「感覚指数」 / ■ピアニスト的作曲家論 / モーツァルトとの出会い / おとぎばなしと《魔笛》〜グリム、エッシャー、モーツァルト / ピアニシモの秘密〜マーラーとドビュッシー / 劣等生のサティ / ニュートラルなシューベルト / ドイツの黒い森 ブラームス / シューマンのジレンマ / コラム「楽器の顔」 / ■音楽の背景 / あぶない鏡の幻想〜ドビュッシーとアッシャー家の崩壊をめぐって / 1980年の青春〜ドビュッシーとパリの詩人たち / パリの街、セーヌは流れる / コメディア・デッラルテ(イタリア喜劇)と音楽〜じとじととからからのお話 / 水の女 / ドビュッシーとラヴェルの話 / コラム「カメラマン」 / ■大いに飲み、食べ、語る / 酒は涙かためいきか / 食の審美眼 / フランス音楽のエスプリ / マルセイユの思い出 / ニースの桃の夢〜マルセイユと南フランス / コラム「ネルの思い出」 / ■ピアニスト的演奏論 / キャンセルする天才、しない天才〜アルゲリッチとラローチャ / 双頭の女神ヤヌス〜ポリーニとミケランジェリ / マニエってるミケランジェリがドビュッシーを弾くと / 神の国の序列〜『グルダの真実』を読んで / 作曲家系ピアニストの演奏は、なぜ面白いのか? / コラム「無駄毛再考」 / ■演奏することと書くこと / 批評の暴力 / 批評の諸問題 / 安川加寿子先生の評伝を書き終えて / 書評とコンサート評 / 演奏することと書くこと / あとがき
【著者紹介】
青柳いづみこ : ピアニスト・文筆家。安川加寿子、ピエール・バルビゼの各氏に師事。マルセイユ音楽院首席卒業。東京芸術大学大学院博士課程修了。1989年、論文『ドビュッシーと世紀末の美学』により、フランス音楽の分野で初の学術博士号。1990年、文化庁芸術祭賞。1989〜2000年、一連のコンサート『ドビュッシー・シリーズ』を開催。演奏と文筆の双方で活躍しており、5枚のCDはすべて『レコード芸術』誌で特選盤となるほか、師安川加寿子の評伝『翼のはえた指』(白水社)で第9回吉田秀和賞、『青柳瑞穂の生涯』(新潮社)で第49回日本エッセイストクラブ賞を受賞。大阪音楽大学教授。2002年4月より朝日新聞書評委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
マリモン
読了日:2013/05/06
Robbie
読了日:2012/10/07
横丁の隠居
読了日:2020/02/20
(外部サイト)に移動します
Recommend Items

